簿記3級を独学・勉強時間60時間で96点!見事合格した方法

仕事

こんにちは。”しゃん”です。

私は飲食業界やワイン業界で10年以上働き、その後希望していた税理士事務所への転職が叶い、現在は正社員としての日々を送ってます。

しかし当時、会計初心者の私は簿記3級も取得しておらず、(3級もないのに転職できた方が驚きですが)慌てて日商簿記3級の検定試験を受験してきました。結果は96点で見事合格!!


その時の、あくまで私の独学の勉強方法をご紹介します。

①簿記3級とは

②簿記3級の学習スケジュール 

③簿記3級の勉強方法

④簿記3級のおすすめテキスト

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簿記3級とは

飲食業界で働いていた時の必勝法でもありますが、敵と対峙するときはまずは相手を調べる。全体像を把握し対策を取ります。(お客様が敵か否かという問題はありますが、ここでは挑戦相手という意味で解釈していただくと助かります。)

で、今回の対戦相手は簿記3級です。色々ネットで検索したところ下記項目情報を得ることができました。

・簿記3級合格率

日商簿記検定の合格率は約30%と言われてますが、よくよく調べると実受験者合格率は約40%。実受験者合格率とは受験申し込みをしてから、実際に受験しないという人が一定数毎年存在するので、そもそも受験をしなかったこの人達を分母から除いて算出した合格率。ということは、受験すれば10人に4人は受かる検定試験です。

・簿記3級勉強時間

簿記をまったく勉強した経験のない人が簿記3級の合格ラインに達するには、おおよそ100時間の勉強が必要です。期間にすると毎日1時間ずつの勉強で3ヶ月ほど。しかし、経理に携わっていた人や、商業高校で簿記の勉強をした経験のある人であれば勉強時間をもっと短縮できる可能性はあって、全体では50時間~100時間がおおよその勉強時間です。

・簿記3級独学

簿記の勉強方法は主に、「専門学校などに通う」「通信教育を受ける」「独学で学ぶ」という方法がありますが、3級は簿記に初めてチャレンジする人でも、効率よく勉強をすれば独学でも取得できる可能性の高い資格です。

簿記3級の学習スケジュール

検索して検討した結果、独学で80時間を目安に合格を目指すことにした私でしたが、この時期(12月~2月)は、会計業界では年末調整や確定申告などで繁忙期のため、入社したての業務に慣れてない私にとっては平日はへとへとで勉強することができず、週末のみの勉強時間しか確保ができませんでした。そして以下のようなスケジュールを組みました。

仕事が休みの日のみ5時間勉強

80時間÷5時間=16日  

1週間に休みは2日 16日÷2日=8週間

・1週目~3週目(休日6日:30時間)テキストを読んで内容を理解する。この時、理解できないところがあっても流して練習問題や過去問題を解きながら理解すればOKとしました。

・4週目~7週目(休日8日:40時間)過去問題を解いていく。ひたすら5年分の過去問題を解いていきました。

・8週目(休日2日:10時間)よく間違える部分をテキストを見直して改めて理解する。苦手な部分は何度も考え方と問題の解き方を見直しました。

上記のスケジュールは組みましたが実際は1日5時間”勉強をする”ということは難しく、また日ごろものを書くということから遠ざかっていることもあり手の筋肉が衰えているのか指やら肩やらが凝って大変でした。そのため日によっては3時間~4時間しか勉強ができず、結局60時間程しか勉強はできませんでした。しかし、休みの日は必ず少しでも勉強しました。

簿記3級の勉強方法

勉強方法としては、

・1冊のテキストを使用して最後まで読み終える

・とにかく過去問題を解く

・間違えた部分はテキストで見直す

ですが、上記3つのうち『とにかく過去問題を解く』に重きを置きました。ひたすら過去問過去問過去問。個人的にはもっと時間を使ってもよかったなと思いました。過去問題を解いているうちにテキストの解らなかった部分も理解できますし、対戦相手が求めているのは問題の答えなので、いくらテキストをすべて暗記していても問題を解くことに応用ができなかったら意味がないなと思ったからです。実業務ではまた別の話ですが、今回は簿記3級に合格することが目的だったので、過去問題を解くことに重きを置きました。

簿記3級のおすすめテキスト&過去問題集

私がおすすめするのは、

TAC出版さんからでている 著者:滝澤ななみさんの

テキスト:スッキリわかる日商簿記3級

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この2冊さえあれば内容理解も過去問題集も問題ありませんでした。十分すぎるほどの内容です。(ちなみに合格後は、メルカリで2冊¥1,500で売れました笑)

まとめ

当初組んだスケジュール通りいかず、焦った時期もありましたので、もっと余裕をもつことをおすすめします(苦笑)

また実業務は会計ソフトが主流、簿記3級は手計算が全てですので実業務との違いにかなり戸惑いましたが、テキストを理解していったり、過去問題集を解いていくうちに自信がついていきました。

そのうえ、受験することによって経済活動への理解が深まったり、ビジネス人としての基礎知識が自然と身に付きます!!(個人的にはこの成果のほうが大切に思いました!!)

次は6月の簿記2級に向けてですが、コロナ問題などもあり資格試験もどうなるかわかりません。家にいることが多くなったこの時期に自分への投資としてせっせと行動していきます。

簿記3級は会計や経理の方だけでなく、働くうえで、また生活していくうえでも必要な知識が学べ金融リテラシーを上げる資格だと思います。今回の紹介が少しでもお役に立てると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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